[Kotlinスタートブック]を読んだので紹介してみる
Kotlinスタートブック 新しいAndroidプログラミングを読破したので紹介してみます。
本の内容
こちらを参照してください。
リンク開くのが面倒な人向けの要約
Kotlinの言語仕様の解説から、Androidでの活用方法をサンプルアプリの作成を通して学べます。
紹介者のレベル
この本を読むに当たり、僕の持つスキルは以下の通りでした
Java7の経験あり
- Androidアプリを4つほど製作
- しかし最近はAndroidを始めとする、Javaを使用するプロダクトの制作から離れていたので、一年以上のブランクあり
kotlinを使い始めている
- AndroidStudio3.0でkotlin正式対応の発表があった時に試しに触ったくらい
- Try KotlinのExamplesのコードを軽く眺めて動作させてみた程度
- 最近kotlinインアクションを読破しました
- その後業務でサーバーサイドのAPI実装に使用
普段はRuby,Python,Javascript(ES6)などのそれなりにモダンなLL言語を使う
背景
Androidアプリ開発経験を活かし、今後Androidでの業務を行いたいと考えているため
読破に要した期間
2018/04/26~2018/05/01
どんな人におすすめ?
間違いなくおすすめできる人
この本はAndroidとKotlin、その両方について浅く広く取り扱っています。「Androidアプリの開発経験者を対象としている」と公式サイトに記述がある通り、これまでAndroidでのアプリ開発経験があり、JavaではなくKotlinでやってみたいと考えている方にはベストだと感じました。また、第三部のAndroidパートは丁寧に作られていたため、Androidをやっていないと嘘になっちゃうけども、言うほどはやってない、程度の初心者にもおすすめできます。
読んでみても損はしない人
上記の通り、この本は言語とその応用という、一冊の本に纏めてしまうには少し広い分野を収めているため、内容が浅いです。Kotlin、またはAndroidに精通している人が読むとそれぞれのパートでは物足りなさを感じてしまうでしょう。しかし、もう片方のパートではきちんと精度の高い情報を得ることができます。Androidの開発はバッチリだけどもKotlinはあまり分かっていない、という方には[Kotlinインアクション]をオススメします。現在はAndroidStudio自体がKotlinをサポートしているので、わざわざ本を読まないといけないほどKotlinでのAndroid開発環境構築の敷居は高くありません。
読まないほうが良い人
当然ですがKotlinでのAndroid開発の経験が既にある!という方には全くおすすめできません。新しい発見は特に得られないでしょう。また、上にも書いた通り、Androidが既に出来るという人にもこの本は適しません。[Kotlinインアクション]等の別のKotlin専門な本がおすすめです。プログラミング経験が浅いけども、最近流行ってるそうなのでKotlinでAndroidプログラミングしてみたい!という方もやめたほうが良いです。モダンな機能をたくさん取り入れているKotlinは難易度が高いかも知れません。Pythonなどのネットに情報がたくさんあり、とっつきやすい言語でラムダ式などの先進的な機能に触れてみて、慣れてから挑戦してみましょう。