[Kotlinイン・アクション]を読んだので紹介してみる
業務で必要になったのでkotlinについて学びました。その一環として[Kotlinイン・アクション]を読破したので、これについて紹介してみたいと思います。
スタンスなど
こちらに纏めました
本の紹介
本題に入ります。
レベル
この本を読むに当たり、僕の持つスキルは以下の通りでした
Java7の経験あり
- Androidアプリを4つほど製作
- しかし最近はAndroidを始めとする、Javaを使用するプロダクトの制作から離れていたので、一年以上のブランクあり
kotlinをほんの少し触ったことがある
- AndroidStudio3.0でkotlin正式対応の発表があった時に試しに触ったくらい
- Try KotlinのExamplesのコードを軽く眺めて動作させてみた程度
普段はRuby,Python,Javascript(ES6)などのそれなりにモダンなLL言語を使う
背景
業務で必要になったからです。
読破に要した期間
2018/04/16~2018/04/21の5日間です。
どんな人におすすめ?
この本の表紙には右上に「全てのJavaディベロッパーに向けて」と書いてありますが、まさにその通りです。Javaをよく使う人向けに書かれている部分が多く、kotlin-Java間の連携方法も詳細に記述されています。今現在Javaを書いている人はこの本に対してきっと価値を見いだせるでしょうし、読んで理解するのも容易いはずです。
Javaディベロッパーでなくても、最近の新し目の言語を触っている人にもおすすめです。そういった言語で取り入れられているような素晴らしい機能は大抵kotlinにも実装されており、馴染みがあるので読解するのにあまり苦は感じないと思います。ただ、ジェネリクスの部分などについてはJava独自の部分(型消去など)を理解する必要があるので、多少苦労するかもしれません。
プログラミングはしているが旧来の言語(具体的には手続き型オンリーの言語)しか使ったことがない、そもそもプログラミングをするのは初めて、という人にはこの本はおすすめできません。内容を理解するのは相当難しいでしょう。
この本のソースコードはTry KotlinのKotlin in Actionの項目にも乗っています。迷ったらここで一度ソースコードと動作を確認してみて判断するのも一つの手でしょう。