僕が本を紹介するときのスタンス
以前こちらで僕が本を紹介する際のスタンスについて軽く書きましたが、今後様々な技術書を読む上で、同じように人に紹介する記事を書くことが多くなるだろうと思うので、ここに一つの記事として独立させます。
スタンスについて
僕が本を紹介する際のスタンスについて書きます。僕は以下のようなスタンスで本を紹介します。
「自らのレベルや背景を明かした上で、読んで欲しい人、読むべきではない人をはっきり伝える事に焦点を置く」
今の時代、ネットでいくらでも目次程度の内容は把握できるので、なにが書かれているのかについて論ずるのは無駄です。そのような物は本の販売サイトを見てくればいくらでも正確な情報を得ることが出来ます。
かといって詳細を書きすぎると作者に失礼です。内容を書きすぎて、本を買う必要が無いほどの記事にしてしまえば、本を書いてくださった作者を不幸にします。
では、いったい何を書けばよいのでしょうか?確実な事は一つあります。僕が本について検索する時、その動機は大抵、「自分が買っても問題ないか」 ということを確かめるためでした。これは自分だけではなく、多くの人が持ちうる動機だと考えます。例えばC++のエキスパート向けの本をプログラミング初学者が購入しても手に余るだけですし、その逆に簡単すぎるものを買ってもお金の無駄になってしまうでしょう。技術書は高価なものですし、できれば自分のレベルに合ったものを吟味して選びたいという悩みは誰しも等しく持ち得るものです。そんな悩みを解決するために、上記のスタンスを守りたいと思います。